医師会入会のご案内

大阪市北区医師会へようこそ

【本会の概容】

大都市・大阪の玄関口にあたる北区の特徴をふまえ、都市型医師会のモデルとなるべく日夜努力　しています。会長､副会長以下29名の理事が中心となって、地域医療､在宅医療､学校保健、産業保健、救急医療､生涯教育、病診連携、診療情報開示、医業経営などの分野で幅広く活動しています。

【会員資格】

本会の会員資格は「日本で医師の免許を受けた者で、大阪市北区（旧北区）に就業または居住し、本会の目的に賛同する者」と定款に規定されています。すなわち、旧北区内で医業を営んでいる方（勤務医を含む）か、他地域で勤務または開業していても旧北区内に居住している方が対象になります。

【入会手続き】

入会手続きに必要な書類は医師会に取り揃えてあります。医師免許証の写し、履歴書、入会申込書、開設届などが理事会で審議する上で必要となります。北区医師会にご入会の場合には、特にお申し出のない限り大阪府医師会および日本医師会への加入手続き、医師政治連盟への加入手続きも同時に行っています。

【入会時の費用】

入会時の費用は新規開設であるか否か、会員種別（A会員：医療機関の開設者や管理医師など、 Ｂ会員：主に勤務医、Ｃ会員：新卒後研修医）などによって異なります。

以上入会時の費用については、定款第８条及び定款施行細則第４８条により、いかなる理由に よっても返還致しません。
なお、協力金については定款施行細則第４８条（以下）に定められたとおりです。

• 入会時協力金は、会員または、会員になろうとする医師が北区内で新たな医療施設を開業する際に支払うものとする。
• 開設者の変更がある場合新たに手続き料を負担すること。
• 管理医師の変更がある場合新たに手続き料を負担すること。
• 但し、開設者の変更申請に際して、変更が医療機関の大幅な変更（事業決定権を持つ事業母体の変更など）を伴わない場合、開設者変更時手続き料減免措置を、その都度理事会で決定する。
• 病院、有床診療所が新たに入会する場合、入会時協力金とは別に１床あたり20万円負担する。増床についてはその都度理事会で決定する。

本会並びに日本医師会、大阪府医師会の入会は協力金、入会金等の納付確認後となります。

開設者および管理医師が交代される場合は理事会承認が必要になりますので、速やかにお申し出下さい。

変更年月日は、行政に提出される届出書類の変更日となります。

【会 費】

注：Ａ会員は70歳まで別途大阪府医師会の休業補償特別会費（年額\24,000）が必要です。
   ※１：医師免許取得後５年間は会費が減免され、０円です。
   ※２：研修医２年間は会費が減免され、０円です。
   ※３：卒後５年間は会費が減免され、０円です。ただし、A2C会員は医賠責保険相当分15,000円が必要です。

【本会の目的】

本会の目的は、「医道の高揚、医学医術の発達普及と公衆衛生の向上を図りつつ、以って社会福祉の増進に寄与すること」と定款に規定されています。この目的を達成するため、行政機関や地域の諸団体と協力しつつ地域医療、在宅医療､訪問看護、学校保健、産業保健、救急医療､生涯教育、病診連携（卒後研修含む）、診療情報開示、医業経営などの分野で幅広く活発に活動しています。本会の事業や活動についてはホームページもご参照下さい。

【会員の権利】

医療を取り巻く情勢は次第に厳しさを増してきました。診療情報の開示、健康保険の改訂、介護保険の導入、医療機関相互間の機能分化と連携、廃棄物問題、生涯教育等です。
本会ではこれらの諸問題には､以下のように対処しています。

• ＊診療情報の開示：日本医師会の作成したガイドラインに従い苦情処理機関を設けています。
• ＊健康保険の改訂情報：改訂の度に会員を対象として講習会を開催するとともに、北区医師会ニュースを通じて請求上の注意点や審査の傾向などをお伝えしています。
• ＊病診連携：今や病院と診療所の機能は完全に分化してしまいました。診療所と病院との協力体制がなければ、充分な医療サービスを提供できない状態になっています。そこで、北区医師会は北区内の７病院と会員診療所との間での紹介ルールを作成しました。
  診療所から病院へは検査・治療・入院依頼など､病院から診療所へは退院後の管理依頼など、病院と診療所間の連携が円滑に行われるシステムがあります。
• ＊産業廃棄物：感染性医療廃棄物については以前から規制がありましたが､1999年からは非感染性の廃棄物についても産業廃棄物としての規制を受けることになりました。この産業廃棄物に関する情報は、行政の担当部署から医師会を通じて（大阪府医師会から地区医師会へ）伝達されます。
• ＊認定産業医：各種事業所の産業医になるためには日本医師会認定産業医の資格が必要です。また認定資格を継続するための講習会は主として地区医師会が主催するので、原則として会員でなければ受講できません。
• ＊健康スポーツ医：日本医師会認定・健康スポーツ医の資格を取得・継続するには、日本医師会が定める講習科目に基づく講習会を修了することが必要です。
• ＊生涯教育：本会の学術委員会が主催する講演会と研修会を開催しています。
• ＊各種情報提供：日本医師会、大阪府医師会などから送られてくる通知や情報を、ファックスを利用してリアルタイムで提供しています。
• ＊緊急時のBackup体制：急に心肺蘇生術が必要になるような事態が発生したときには近隣の医師が助け合えるように、区内にネットワークを組み、訓練、蘇生器具の配置を行っています。
• ＊病診連携、診診連携などで紹介するとき医師会名簿や本会発行の地域医療ハンドブックを通じておこなうので、医師会に入会していることで紹介を受けることができます。

【会員の義務】

権利ばかりでなく義務もあります。

• ＊会費納入：諸費用の項に記載した額を納入していただきます。税金の申告にあたっては経費に計上することができます。
• ＊会務への協力：総会への出席。毎年５月に開催される北区医師会総会へ出席する義務と議決権を行使する権利があります。もちろん委任状の提出で済ませることもできますが、会員としての権利を行使する絶好の機会ですから、是非出席して下さい。
  会員の義務として積極的な参加をお願い申し上げます。
• ＊班活動への協力：配布物の回覧や班会議への出席をお願いします。
• ＊各種出務： 「北区 健康・食育まつり」の健康相談、都島休日急病診療所、中央急病診療所、天神祭、なにわ淀川花火大会、北区民カーニバル、学校医などの出務については、ファックスで希望者を募っています。

皆様のご入会をお待ちいたしております。ご不明の点は本会までお問い合わせ下さい。